眼瞼下垂の手術

眼瞼下垂の日帰り手術

眼瞼下垂の日帰り手術眼瞼下垂を根本的に治すには手術が必要です。手術自体は片目だけの場合30分程度、両目同時の手術でも60分程度で終わり、日帰りで行います。
当院では、経験豊富な専門医が執刀を担当しており、下垂を治すだけではなく、なるべく自然な仕上がりになるように配慮しております。また手術にあたっては、炭酸ガスレーザーの使用により、出血を最低限におさえ、患者さんの負担をできる限り少なくしています。
なお、片目ずつの手術も可能ですが、仕上がりのバランスから、できる限り両目同時の手術をおすすめしています。

当院の特長

1.レーザーメスで出血が少ない

当院の眼瞼下垂手術では、炭酸ガスレーザーにより執刀を行います。この方式はメスによる切開とくらべて、出血が少ないため、患者さんの負担を最低限に抑えることが可能です。

2.保険適応

眼瞼下垂の手術は美容目的の二重術などと異なり、健康保険が適用されますので、患者さん自身の経済的負担も最低限に抑えることができます。手術後のまぶたの状態については、なるべく自然な仕上がりになるように配慮しております。

3.日帰り

眼瞼下垂の手術にはさまざまな方式があります。当院で実施している手術については、いずれの方式も患者さんに負担の少ない施術方法により、原則入院のない日帰り手術です。

4.時間は片目30分ほど

手術時間は、片目だけの場合30分程度、両目を同日に行う場合でも60分程度です。手術後はしばらく安静にした後、スタッフがお体の状態を確認し異常がなければご帰宅いただけます。

5.可能な限り侵襲を少なくして腫れを抑えます

まぶたはちょっとした傷などで腫れのおこりやすい部位ですのでその点を心配される患者さんもいらっしゃいます。当院ではレーザーの使用などでできるかぎり手術の傷(侵襲)を減らし、腫れを少なくするよう考慮しています。

眼瞼下垂の手術方法

皮膚・眼輪筋切除

加齢などの理由により、皮膚が弛んでしまい眼瞼下垂をおこしているケースに適する手術法です。
弛んでしまった皮膚をある程度切り取ってしまうことで、弛みを解消します。

ミュラー筋タッキング

眼瞼下垂の手術方法上まぶたの内側にはまぶたを上げるための上眼瞼挙筋とよばれる筋肉がありますがその先端には挙筋腱膜という硬い膜が存在しており、まぶたの裏側の間にはミュラー筋と呼ばれる柔らかい筋肉があります。
この方式では、硬い挙筋腱膜からミュラー筋をはずし、柔らかいミュラー筋のみをたぐりよせることで、緩んでしまったまぶたに締まりを取り戻します。
柔らかい筋肉のみをたぐりよせ(タッキング)るため、術後の目が自然な形になりやすいという特長があります。

皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング

症状により皮膚・眼輪筋切除とミュラー筋タッキングを組み合わせて手術を行う場合もあります。

ダウンタイム期間(皮膚の状態がある程度回復するまでの期間)

約2週間

手術の流れ

1診療

診療まぶたが重い、垂れ下がってきた、目が開きにくいなどの症状を感じたら、眼瞼下垂が疑われます。まずはご来院ください。専門医が検査や診断を行い、症状や程度に合わせた最適な治療方法を提案します。

2ご予約

医師と納得のいくまでご相談いただき、手術が決まったら手術日を予約します。

3術前の検査

術前の検査手術前の検査として、採血検査を行います。

4手術当日

予約の日時に少し余裕をみてご来院ください。服装は日常のもので大丈夫です。また毎日服用しているお薬については通常通りお飲みください。当日はお化粧せずにご来院ください。
なお手術後はガーゼをあてた状態でお帰りいただきますので、ご自分での運転は不可となります。

5局所麻酔

手術は局所麻酔にて行います。当院では非常に細い注射針を使用して麻酔を行いますので、麻酔時の痛みもほとんどありません。

6手術

眼瞼下垂の手術症状にあわせた方法での手術を開始します。執刀そのものの時間は方式によって異なりますが、片目でおよそ30分程度、両目では60分程度で完了します。

7ご帰宅

軽く手術部位をアイシングしながら10~15分程度お休みいただいた上で異常がなければご帰宅頂けます。

8手術翌日

手術翌日にはご来院いただき、異常がないかなど経過観察をします。

費用(保険適用)

1割負担 2割負担 3割負担
片目 約7,500円 約15,000円 約22,000円
両目 約15,000円 約30,000円 約45,000円

手術のリスク・副作用

出血・感染・ドライアイ・兎目(目がしっかり閉じられなくなる状態)・眼瞼下垂症の再発

眼瞼下垂の手術症例

※写真は全て患者様ご承諾の上、掲載しております。

症例1:93歳女性 両眼 加齢性眼瞼下垂

Before

93歳女性 両眼 加齢性

After

93歳女性 両眼 加齢性

術式 皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 10年くらい前より両目が開かず見えづらい、目が疲れるなどの症状があった。
術後目が開くようになったことで見やすくなり、疲れ目の症状も改善した。
かなり高齢の患者様ですが、「手術して良かった」と言っていただけました。
健康状態に問題がなければ高齢の方でも手術しています。

症例2:78歳女性 両目 加齢性眼瞼下垂

Before

症例2

After

症例2

術式 皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 数年前から両まぶたが下がって目が開かないのがつらいとのこと。
術後「目が開きやすくなって楽になった」とおっしゃっていました。

症例3: 49歳女性 左眼 ハードコンタクトレンズ(HCL)による眼瞼下垂

Before

40代女性 左眼ハードコンタクト

After

40代女性 左眼ハードコンタクト

術式 ミュラー筋タッキング
詳細 約30年間ハードコンタクトレンズを装用してこられました。
数年前より左眼瞼下垂を自覚していたが、仕方ないものと考え放置されていたようです。
当院で手術の説明を聞き、手術を希望されました。
術後左眼瞼下垂は改善し、左右バランスよく目が開くようになったと喜んでおられました。
(手術後はハードコンタクトレンズ装用による再発のリスクを考え、ハードコンタクトレンズは中止。ソフトコンタクトレンズ装用にきりかえてもらいました。)

症例4: 59歳男性 両眼 ハードコンタクトレンズによる眼瞼下垂

Before

50代男性 両眼ハードコンタクト

After

50代男性 両眼ハードコンタクト

術式 皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 強度近視のため約40年間ハードコンタクトレンズを装用されていました。
両眼に眼瞼下垂を認めるもあまり自覚がなく、当院での手術の説明を聞かれ状況を理解し手術を希望されました。
手術後は「目が開きやすくなり、だいぶ楽になった」とお話されていました。
コメント

この患者様は非常に分かりやすいのでコメントさせていただきます。
突然ですがクイズです。

質問)
この患者様の術前後の写真でまぶたのところ(目が開きやすくなった)以外で大きく変化したところがあります。(2ヵ所あります)
どこでしょうか?

答え)
1,術後眉毛の位置が下がった(というよりはこれが正常で術前が異常に上がっていたのです)
2,術後おでこのシワが減った(軽減)

これはどういうことかと言うと、手術前は眼瞼下垂の影響を軽減しようと普段からおでこの筋肉(前頭筋)を使って頑張って目を開けようとしていたのが、術後は目が開きやすくなって前頭筋に力を入れなくても済むようになったということです。
疲れたり辛い状態になっていると言えるでしょう。
周りの方もご理解していただけると幸いです。

症例5: 74歳男性 両眼 加齢性眼瞼下垂

Before

70代男性 両眼 加齢性

After

70代男性 両眼 加齢性

術式 皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 しばらく前から両目が開きづらい、見えづらい、うっとおしいとの症状を自覚し手術目的で当院受診。
術後は見やすくなって楽になったとのこと。
この眼瞼下垂手術は男性の方もかなり受けていらっしゃいます。
またこの症例も術前後の変化が非常に分かりやすいです。
眉毛の位置、おでこのしわに注目して比較してみてください。

症例6: 68歳女性 両眼 加齢性眼瞼下垂

Before

60代女性 両眼 加齢性

After

60代女性 両眼 加齢性

術式 皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 しばらく前から(2~3年前から)ドライアイとのことで通院されていました。
当院から両眼眼瞼下垂を認め手術の説明するも当初は希望なく、様子をみていましたが
ある日をさかいに目が開かなくてうっとおしい、特に夜になるとつらいとの症状で増悪したため手術を希望されました。
術後は目が開きやすくなり楽に見えるようになり、疲れ目、頭痛の症状が改善しました。
この症例も眉毛の位置を比較してみてください。

症例7: 86歳女性 右眼 加齢性+白内障術後の眼瞼下垂

Before

86歳女性 右眼 白内障術後

After

86歳女性 右眼 白内障術後

術式 右皮膚・眼輪筋切除+ミュラー筋タッキング
詳細 もともと左眼は眼性出血や黄斑変性症があり低視力であった。
頼りの右眼を見やすくするため右白内障手術を受けたが、上まぶたが邪魔で(右目が開かないので)困っているとのこと。
術後右目が開きやすくなり、ようやくこれで見えるようになったと喜んでおられました。
(白内障手術した効果も実感できて両方手術して良かったとお話しされていました。)

症例8:83歳女性 両眼 加齢性眼瞼下垂

Before

症例8

After

症例8

術式 両皮膚・眼輪筋切除
詳細 4~5年前から両目の上まぶたが下がり気になっていたとのこと。
両眼の瞼緣(まぶたのフチ)は十分上がっていて垂れ下がっている余剰の皮フがかぶって見えづらい状態だったので
余剰の皮膚眼輪筋切除のみ行いました。
術後開きやすくなり「だいぶ楽になった」とお話ししていました。
コメント あくまでも当院での眼瞼下垂症手術は健康保険適応なので美容目的でしているわけではありませんが、
どの症例も見た目が若返り表情も心なしか柔らかい(優しい)感じになっているような気がします。

眼瞼下垂手術に関するQ&A

手術は健康保険が受けられますか?

はい。眼瞼下垂は健康保険適用となっていますので、患者さんのご負担は自己負担分のみです。また入院なしの日帰り手術ですので、入院費などのご心配もありません。

眼瞼下垂の手術はだれでも受けられますか?

原則的にはどなたでもお受けいただくことができますが、症例によりいくつかの例外もあります。たとえば先天性眼瞼下垂の場合は乳幼児の患者さんに全身麻酔が必要となりますので、当院では施術できません。
まずはご来院のうえ治療方法を検討し、当院で手術ができないようなケースでは、信頼できる入院可能な病院をご紹介します。

手術時間はどのぐらいですか?

当院で対応している手術にはいくつかの方式があり、それぞれで時間は異なります。ただどの方式でも前後をあわせておよそ1時間程度とお考えください。

手術日の注意点はありますか?

お食事や毎日服用されているお薬はすませてご来院ください。
服装は前あきの服が良いです。なお当日お化粧はお控えください。
手術後はガーゼをあてた状態でご帰宅いただきますので、ご自身での運転はお控えください。念のためご家族の方と一緒にご来院いただくことをお勧めしております。

手術終了当日の注意点はありますか?

当日の入浴や洗顔はお控えいただきます。翌々日(2日後)からは洗顔、洗髪等が可能ですが、力を入れて患部を洗わないようにご注意ください。
手術後はある程度の腫れが生じます。ご家庭でも衛生に注意した上でアイシングをしていただくと腫れに対して効果的です。ただしアイシングの効果がでるのは手術当日と翌日程度で、その後は効果を期待できません。

術後の腫れはどのぐらい続きますか?

個人差がありますが、一般的には手術部分の内出血のような腫れは1週間程度、目の周りの腫れは1か月程度でおさまります。

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