コラム

ものもらい・はやり目

2020.10.22
コラム

ものもらい・はやり目

ものもらいや、はやり目になった場合、学校に行っていいのか?プールに入れるのか?「かめざわ眼科」院長の亀澤比呂志先生に聞いてみました。

 

Q ものもらいとは?

A まぶたにある分泌腺の中に細菌が入って炎症を起こした状態です。まぶたが腫れ、押すと痛みがあり、症状は”おでき”に似ています。名前から“うつる”と連想されがちですが、ものもらいは人にうつりません。学校やプールも問題ありません。抗生剤の点眼・軟膏・内服薬で治療しますが、改善しない場合や、しこりが残った場合は処置や手術を行います。

 

Q はやり目とは?

A 結膜炎には主に細菌性・ウイルス性・アレルギー性の3種類があります。このうち、うつるのはウイルス性だけで、代表的なものが”はやり目(流行性角結膜炎)”です。はやり目は感染力が非常に強く、目やにを通して人にうつります。特徴的な症状は強い充血、多量の目やに、目やまぶたの腫れ・痛みなど。点眼薬で治療しますが、すぐには良くなりません。通常は病状が落ち着くのに1~2週間かかります。その間は人にうつしてしまう可能性が高く、学校伝染病に指定されています。医師から感染のおそれがないと認められるまでは、学校やプールはお休みしてください。大人でも職種によっては仕事を休むのが賢明です。

 

Q 気を付けることは?

A 強い充血、多量の目やに、まぶたの腫れ・痛みを感じた場合、人にうつる病気の可能性があります。周りの人のことも考えて、早めに眼科を受診しましょう。

 

かめざわ眼科 院長

亀澤 比呂志

・日本眼科学会認定眼科専門医

・日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医

・日本レーザー医学会認定 レーザー専門医